コラム

【STEP5】ビジネスモデル(ケーススタディ)

ビジネスモデルについては、「ビジネスモデルキャンバス(ビジネスマップ)」を使って1枚の紙にまとめることをお勧めします。筆者は「ビジネスモデルキャンバス」の詳しい説明と典型的なビジネスモデル10パターンの紹介を、自著「超図解!新規事業立ち上げ入門」(幻冬舎刊)の中で取り上げましたが、その抜粋が下記連載記事にありますので、ここに転載させて頂きます。是非、ご一読ください。
なお、最近の事例として、「メルカリ」のケースを最後に掲載しましたので、こちらも合わせてご覧ください。

[連載]すぐに使える、役に立つ! 「ビジネスモデル」の雛形と活用事例

それでは、最近の事例として、メルカリのビジネスモデルキャンバスを下記に掲載します。少しコメントさせて頂くと、これは、フリーマーケット(中古品売買)X インターネットの組み合わせアイデアによる事業と言えます。また、購入者と出品者はともに一般消費者であり、ビジネスモデルとしては典型的なプラットフォームビジネス(マッチングビジネス)です。彼らが参入する5年前にはすでにヤフオク!というリユース市場の巨人がおり、競合ひしめく中で、なぜ彼らはトップに躍り出ることができたのでしょうか。彼らの競争優位の源泉はユーザーエクスペリエンス(顧客体験)に徹底的にこだわった点にあると思います。それは、PCではなく、広い年代層で利用可能なスマホにこだわり、また利用者の不安を解消するしくみをいくつも提供した点にあります。たとえば、匿名性の確保、配送保証、エスクロー(代金の第三者預託)、AI+人による査定などをあげることができます。

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